悩める医師「プログラミングを学びたいけど、どのプログラミングスクールで学ぶのがいいんだろう?」
こんな悩める医師の皆様に向けた記事です。
医者で機械学習エンジニアの私が、医師におすすめのプログラミングスクールを超厳選して2つ紹介します。
私は今、外科の後期研修医をしています。
初期研修医の時にプログラミング言語pythonの勉強を始めました。今ではpythonを用いた臨床研究に挑戦したり、企業様のデータ分析の副業をしたり、競技プログラミングに挑戦したりしています。
この記事をご覧になっている皆様は、多かれ少なかれプログラミングに興味がある方のはずです。
そんなあなたはセンス抜群です。
断言しますが、絶対にその情熱を持った勢いでプログラミングを学んだ方がいいです。
今、世間ではプログラミングブームが来ています。
当然、医学界もIT化の波が来ています。
「プログラミングはもう遅い」
それは完全に間違いです。
プログラミングの需要は少なくとも2040年ころまでは伸び続けます。
なぜなら、IoT(Internet of things)でこれから収集されるデータ量がもっともっと増えていくからです(IoTとは何か 東洋経済)。
医療の世界ではIoMT(Internet of medical things)とも呼ばれますが、これから膨大な医療データが収集される時代が来ます(医療のIoT「IoMT」の展望と活用事例 日立ソリューションズクリエイト )。
データが増えれば、それを解析したり利用したりする人の需要も増えます。
そこで必要なのがプログラミング技術です。
膨大なデータをもとに予測モデルを作成するのがAIの技術です。
実際、最近は様々な学会でAIセッションが開かれていますし、AI関連の演題が賞を取ることも多いかと思います。
医師に私がプログラミングを劇推しする理由については、医者が今、プログラミング学ぶべき3つの理由【時代遅れになる前に】の記事でアツく語っているので是非ご覧ください。
実際、プログラミング技術・AI技術を使ってどんなことができるのか、イメージがわかない方は【機械学習実践】離婚する夫婦を予測するの記事でコード付きで解説しているので是非ご覧ください。
プログラミングを学ぶには、大きく分けて独学、プログラミングスクールの二つの選択肢があります。
基本的には医師の皆様はプログラミングスクール一択です。
なぜなら、忙しく時間のない医師の皆様にとって最も効率良く学ぶ方法だからです。
プログラミングの学習で最も時間がかかるのが、エラーへの対応です。
プログラミング学習し初めの時は、エラーがなぜでているのか解決するのにとても時間がかかります。
私は1つのエラーを解決するのに数時間かかったこともあります。
しかも、ふたを開けてみるとただのスペルミスなんてことも多いです。
エラーへの対応に非常に時間がかかることが、プログラミングを挫折してしまう一番の原因だと思います。
その点、プログラミングスクールであればベテランの講師がすぐに解決してくれます。
なので、忙しく働いている医師の皆様にとってはプログラミングスクール一択だと思います。
プログラミングスクールのデメリットはお金がかかることです。
具体的には10万円~20万円です。
正直、医師の皆様であれば2回か3回アルバイトをすれば回収できます。
なので絶対にプログラミングスクールを利用することをおすすめします。
私自身は初期研修医の時に独学でプログラミング学習を始めました。
本当に膨大な時間を無駄にしたと思っています。
しかし、私にはプログラミングの先輩、いわゆるメンターがいました。わからないことはこのメンターの方に聞いて解決していました。
なので私の場合は少し例外的だと思います。
今回は医師でプログラミング歴4年の私が医師におすすめのプログラミングスクールを紹介します。
正直、あまり教えたくないというのが本音でした。
なぜなら、プログラミングができる医者は今とても少なく自分の希少価値だからです。
しかし、世の中として、日本として、もっとプログラミングができる医療人が増えた方がいいことは確実です。
なので本サイトでは機械学習の知識などコード付きで紹介しています。
一緒にがんばりましょう。
今、数十のプログラミングスクールが乱立しています。
今回は2つに超厳選して紹介します。
この記事が一人でも多くのプログラミングに興味のある医師の皆様のお力になれば本当に嬉しく思います。
医師におすすめのプログラミングスクール2選
学ぶ言語を決める
プログラミングを学び始めるにあたって絶対にしておかないといけないことがあります。
プログラミングを学ぶ目的を明解にすることです。
なぜなら、プログラミングは言語ごとに用途が全く異なるからです。
まずはプログラミングを学ぶ目的を明解にして、学ぶプログラミング言語を決めましょう。
プログラミングの目的を明解にしなければ、「アプリ開発がしたくてプログラミングを勉強したのに、Web系の言語を学んでしまった」なんてことになってしまいます。
簡単に目的ごとに適した言語を紹介します。
Web系の仕事がしたい→HTMLやCSS、Javascript
アプリを作りたい→RubyやSwift
AIや機械学習がしたい→Python
統計に強くなりたい→R、Python
アプリを作りたいのであればSwiftやRubyが代表的です。Web系であればHTLM、CSSが鉄板です。
私は医療者であれば統計、AIや機械学習に強いpythonをダントツでおすすめします。
統計で代表的な言語にRがあります。Rももちろんおすすめです。しかし、Rは医療者で使える方が比較的多いので差別化を図るという意味でもpythonの方がおすすめです。
pythonを使える医療者は今とても少ないです。機械学習や画像認識など医療との親和性も非常に高く、周囲と圧倒的に差をつける事ができます。
単純に副業で稼ぎたいということであればWeb系言語がおすすめです。
なぜなら、一番副業の案件の数が多いからです。
迷って決められない、とりあえずプログラミングに触れてみたいだけ、という方もWeb系のHTML, CSSがおすすめです。
これらはプログラミングの入門と言われる程初心者向けの言語です。
おすすめのプログラミングスクール2選
結論、医師におすすめのプログラミングスクールは、TechAcademy、侍エンジニアの二つです。
「どっちの方がいいの」と疑問に思う方は基本的にTechAcademyの方が王道だと考えていただいて良いと思います。
この二つのプログラミングスクールはどちらもオンライン完結型です。
時間がある人は実際スクールに通って、仲間を作りながら、というのもありですが、忙しい医師の皆様は絶対にオンライン完結型のスクールにした方がいいです。
それぞれのプログラミングスクールの特徴はこちらです。
料金 | 4週間 174,900円
8週間 229,900円 12週間 284,900円 16週間 339,900円 |
サポート時間 | 15時~23時 |
特徴 | 受講者数NO1。オンライン完結。合格率10%の非常に優秀なメンターが付いてくれる。 |
無料カウンセリング | あり >>無料カウンセリングこちら |
無料体験レッスン | あり >>無料体験レッスンはこちら |
先日、Techacademyの人に個人的に話を聞く機会がありました。
今はがっつりエンジニア転職をしたいという人よりも教養としてプログラミングを身に着けたい、副業のためにプログラミングを身に着けたいという人が多いようです。医療系の人の受講者も増えてきているそうです。
Techacademyには言語など別に様々なコースがあり、どれにすればいいか迷うと思います。
結論、pythonやAIをやってみたいのであれば、医師の皆様にはAIコースが最も良いと思います。pythonでは機械学習による予測モデルの作成などができます。
自信がないという人ははじめてのAIコースもおすすめです。しかし、個人的には今後スキルとして研究や副業で使うことを考えると、AIコースがやはり一番おすすめです。
もちろん、みんながみんなpythonを学ぶ必要はありません。冒頭でご紹介したそれぞれの目的に合った言語を学んでみて下さい。
料金 | 4週間 66,000円 月額2750円
12週間 188,100円 月額7838円 16週間 282,150円 月額11756円 |
サポート時間 | 8時~22時 |
特徴 | 受講者毎の独自カリキュラムを毎回作成する。マンツーマン指導。月額2980円で始めることができるサブスクリプションサービスもある。 |
無料カウンセリング | あり >>無料カウンセリングはこちら |
無料体験レッスン | あり >>無料体験レッスンはこちら |
侍エンジニアの特徴は、私たち一人一人に合ったカリキュラムを独自に作成してくれるところ、そして比較的安価なところです。
初めから大きなお金を払いたくないという人にはかなりおすすめです。
侍エンジニアにもAIコースや様々な言語ごとのコースがあります。
TechAcademy、侍エンジニア、共に無料カウンセリング、無料体験レッスンをやっています。
これらは完全に無料なのでまずはカウンセリング、レッスンを受けてみるのもありです。完全にノーリスクです。
>>TechAcademyの無料カウンセリングはこちら、無料体験レッスンはこちら
>>侍エンジニアの無料カウンセリングはこちら、無料体験レッスンはこちら
TechAcademy:オンラインで完結できます。カウンセリングは完全無料です。まず相談だけでもしてみましょう。
侍エンジニア :安価で開始できます。自分でカリキュラムをカスタマイズすることができます。
※【追記】医学生におすすめのプログラミングスクール3選【現役医師解説】で紹介しているテックキャンプがオンライン完結型を始めたようです。
テックキャンプはスクールにも通うことができるプログラミングスクールで、比較的時間のある学生におすすめしていました。
オンライン完結型であれば忙しい医師の皆様にもおすすめできますので追記させて頂きます。
しかし、正直、スクールに一回でも通える人はスクールに通ってみることがおすすめです(テックキャンプはオンライン+スクールの併用もやっています)。
なぜなら、スクールに通うことで人脈が広がるからです。
プログラミングを学ぶ他分野の人と知り合うことは非常に価値があります。
将来的に一緒に医療系ITベンチャーを立ち上げる、なんてことになるかもしれないからです。
幅広い人脈は重要な資産です。
テックキャンプは無料相談をやっているので興味がある方は話を聞いてみて下さい。
先述しましたが、正直プログラミングスクールを利用するデメリットはお金面だけです。
要はお金で時間を買っているのと同じです。
医師の皆様は絶対にプログラミングスクールを利用した方がいいと思います。
私が独学を選んで後悔したことについては、プログラミングの独学は難しいです【私の失敗談】で詳しく紹介しています。
さいごに:今、一歩踏み出しましょう
以上、医師におすすめのプログラミングスクール2選を紹介しました。
どちらも大きく外れということはありません。
この記事をきっかけでプログラミングを始めて下さった方々といつかお話する、なんてことが私の夢の1つです。
この記事が一人でも多くのプログラミングに興味のある医師の皆様のお力になれば幸いです。