みなさんこんにちは。日々機械学習を学ぶ外科医のさとう(Twitterはこちら)です。
今回はプログラミング言語Pythonのlen関数の使い方について一緒に勉強していきましょう。
lenはデータ分析に必須のテクニックです。必ず一回は使用します。
これを機にlenの使い方をマスターしておきましょう。
本記事の想定読者
- プログラミングに興味があるけど勉強の仕方がわからない人
- データサイエンスに興味がある人
- プログラミングで転職を考えている人
len関数の使い方
len関数は指定した単語の文字数、リストの要素数を出力します。
len(単語やリスト)のように使用します。len(単語やリスト)もしくはprint(len(単語やリスト))のようにprint()と合わせて使用することも多いです。
print()の使い方に関してはこちらの記事を御覧ください。
len関数の使用例
単語の文字数を出力する
len("doctor")
#6
このようにdoctorという単語は6文字で構成されています。len関数を用いることで単語を構成する文字数を出力することが出来ます。
print(len("doctor")) #6
print()と合わせて使用した際も同じ出力結果となります。
文章の文字数を出力する
len("I am a doctor")
#13
文章においても文章を構成する文字数が出力されます。
print(len("I am a doctor"))
#13
print()と合わせて使用した際も同様の結果となります。
リストの構成要素数を出力する
(len(["dead", "alive"]))
#2
list=["patient1","patient2","patient3","patient4","patient5"]
len(list)
#5
この使い方がデータサイエンスでは重要になります。
len()内にリストを置いた場合はリストの構成要素数が出力されます。
臨床医療データを扱う最初の段階で使用することでデータとして存在している患者などを確認することができます。
listとして5人の患者のリストを作成しlen関数を用いることで患者総数を出力しています。
このように実際の予測モデル作成の前段階のデータ概要把握にlen関数が用いられます。
一般的な使い方について私が勉強した際に非常に役に立ったLet'sプログラミングさんの解説です。私もいつも参考にさせて頂いています。
またYoutubeで有名なマコなり社長が運営されているTechAcademyさんでもlen関数の使い方が解説されています。
非常に基本的で重要なものであることがわかります。
さいごに
今回はプログラミング言語Pythonのlen関数について一緒に勉強しました。
len関数は単語や文章の文字数を取得する例は理解がしやすいですが、リストの要素数の取得はリストが大きくなればなるほど直感的な理解がしにくく私はつまずきました。
しかし、このlen関数はリストやデータの数が多ければ多いほどその要素数を一瞬で取得することできるため便利度が増します。
まずは小さなリストで概念を理解し自分の手を使って自分なりの例で試すことが習得の近道です。
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では、また!