キャリア

医学生が夏休みにするべき3つのこと【行動あるのみです】

 

本記事は夏休みなどの長期休暇、何をしたらいいだろうと考える医学生の皆様に向けた記事です。

 

結論、医学生の夏休みはとにかく行動するべきです。

 

少し自己紹介をさせてください。

さとう

 

私は今、外科の後期研修医をしています。

 

医学生の時は典型的な部活命の部活生でした。運動部に所属し、週5回の練習に加え週3回は自分でウエイトトレーニングをしていました。夏休みは東医体があり、夏休みのほぼ全てを部活に捧げていました。

 

そんな私が医者になって思うこと、それは医学生の時間、特に長期休みはこの上なく貴重な時間であったということです。

 

医者になると平日はもちろん休日もどちらか、もしくは両方に仕事があります。長期休みは長くても1週間しかありません。

 

時間がない一方で身につけたいスキルは山のようにでてきます。今英語がもっと話せれば、プログラミングができれば、動画編集ができれば。。。

 

部活ばかりしていた時間で少しでも未来のための努力をしていれば、と後悔することがあります。

 

医学生と部活に関しては「医学生が部活に入らなくて良い3つの理由」で考察しています。

 

医学生が部活に入らなくて良い3つの理由【機会損失です】

続きを見る

 

医学生時代の夏休みは、人生で最後と言っていい貴重な自己成長のチャンスであるということ。

 

この記事に出会えた医学生の皆様には今の私のように後悔してほしくありません。本記事ではあの頃医学生だった自分へ今の自分からのアドバイスできることをメッセージとして、今の医学生の皆様にこの記事に残したいと思います。

 

 

医学生が夏休みにするべき3つのこと

 

 

結論、医学生が夏休みにするべきことは、旅行英語学習プログラミングの3つです。

 

全部を一度に挑戦することは難しい、というか学習効率が悪いと思います。

 

この3つから、1回の夏休みで1つもしくは2つに挑戦してください。

 

そして自分の興味がでたもの、もっと上達したいと思ったことをその後重点的に継続して伸ばしてみてください。

 

一つずつ掘り下げていきます。どれに挑戦するか考えながら見ていきましょう。

 

旅行

 

鉄板中の鉄板ですね。先輩方からも言われることが多いのではないでしょうか。

 

旅行、特に1ヶ月近い長期の海外旅行は医学生のうちに必ず行きましょう。

 

理由は簡単です。医者になってから長期の旅行に行くことはほぼ不可能だからです。完全に不可能ではありませんが、相当な日程調整と周囲の目を気にせず休みを取る鋼のメンタルが必要になります。

 

特に私がおすすめするのは、英語圏への一人旅やホームステイです。語学学校や現地の研究室、病院見学に行くのも良いと思います。

 

なぜなら、一人旅に行くとセルフマネジメント能力、タイムスケジュール力、行動力、コミュケーション能力などが飛躍的に向上します。

 

学生時代バックパッカーをしていた、一人旅が趣味という方は仕事ができる人が多い印象です。当たり前ですよね。自分1人で判断、決断をして行動する癖がついていますから。

 

自分は内気だから無理、という方にこそ是非挑戦して欲しいのがこの一人旅です。行き先を英語圏にすれば英語の勉強にもなって一石二鳥です。

 

旅行初心者であれば治安の良いシンガポールやカナダがおすすめです。

 

私も1人でシンガポールに行ったことがあります。英語を使うが機会が多く、治安も良い、最高の環境でした。

 

私が一人旅をしようと思い立つきっかけとなった本をご紹介しておきます。ユーラシア大陸を陸路で横断したバックパッカーの物語であり旅の魅力が詰まっています。

 

コンパクトな本なので旅先に持って行って移動時間に読むのに最適です。旅人気分も高まります。

深夜特急:旅モチベーションを上げてくれる1冊。旅行の移動中に読むのに最適です。

英語学習

 

必須中の必須スキル、英語です。

 

必ず医学生のうちに挑戦しましょう。医学生のうちに習得することは難しいと思います。なので自分なりの勉強方法や勉強習慣を医学生のうちに構築しておきましょう。

 

日本のこの30年、失われた30年と言われ経済が衰退しています(東洋経済オンライン様より)。日本のグローバル化は必須課題であり、今後英語ができるかどうかで収入やキャリアに圧倒的な差がつく時代が来ると思います。

 

私たち医者の身近なところで言うと、英語の補正論文数です。日本は1990年前後は英語の補正論文数は世界3位を誇っていました。しかし、2015年には9位まで転落しています。世界全体の英語論文数が増えているにも関わらず日本は英語論文数が右肩下がりな現状です。(enago academy様より)

 

今後医者であれ英語を使うことは日常的になり、英語スキルがない医者は淘汰される時代が来るかもしれません。

 

英語は学習して絶対損にならないです。是非時間に比較的余裕があるうちに身に着けておきましょう。

 

私は医学生時代、2回の留学を含め英会話学習に多くの時間を費やしました。

 

今では英語学習のための無料のYoutubeチャンネルも非常に有益です。私も医学生当時から今もほぼ毎日視聴して勉強しています。

 

参考までに私が愛用させていただいているYoutubeチャンネルをのせておきます。

バイリンガール英会話(Bilingirl Chikaさん):特に数年前の動画が英語学習にはおすすめです。

Hapa英会話さん:ネイティブ特有の言い回しを学ぶことが出来ます。

Ted talks:著名人の英語のスピーチを聞くことが出来ます。

オンライン英会話もおすすめです。実際に話すことが一番上達します。オンライン英会話の先生方は上手く話せない人に慣れているのでとてもやりやすいです。

 

私は医学生時代、レアジョブを利用していました。今はDMM英会話も評価が高いようです。

DMM英会話 :様々な国籍の方と会話できる。

レアジョブ英会話:優秀なフィリピン講師と英会話ができる。

どちらも無料体験があるのでまず両方試して自分に合った方を選ぶのが良いと思います。

>>DMM英会話の無料体験はこちら

>>レアジョブの無料体験はこちら

 

プログラミング

 

個人的に医学生に最もおすすめしたいのがプログラミングです。

 

なぜ医学生がプログラミングを学ぶべきか。その理由は3つです。

 

今後も医学界でプログラミングの需要が伸び続ける、医学生がプログラミングを学ぶ最適な時期である、プログラミングスキルは医者になってから重宝されるからです。

 

プログラミングに関してはここで書くととても長い記事になってしまいます。

 

詳しくは、「医学生が今すぐプログラミングを学ぶべき3つの理由」という記事で解説しています。

 

医学生が今すぐプログラミングを学ぶべき3つの理由【部活じゃない】

続きを見る

 

医学生の夏休みという自己成長のための最高の期間に是非身につけてください。

 

私自身、上の記事でも述べていますが、初期研修医になってからプログラミングの勉強を始めました。

 

この記事に出会えて医学生のうちにプログラミングスキルを身につける方々が私は本当に羨ましいです。

 

まとまった時間が取れる医学生の夏休みに是非プログラミングスクールで体系的に学んでみてください。

 

おすすめのプログラミング言語やおすすめのプログラミングスクールに関しても上の記事で紹介しています。

 

まとめ: 行動した者勝ちです。

 

 

以上、医学生が夏休みにするべき3つのことを紹介しました。

 

どれも絶対に将来あなたのキャリアや人生に役立つことです。

 

あとは行動するかどうかです。行動するかはあなた次第です。

 

この記事を読んだ1人でも多くの方の人生が魅力的になれば幸いです。

 

Twitter(アカウントはこちら)でプログラミングに関すること、医学生や研修医だった過去の自分に伝えたい仕事のテクニックなどを発信しています。よかったらフォローしてみてください。

 

では、また。

 

-キャリア

© 2024 医者がプログラミングで世界を変える Powered by AFFINGER5